漫才作家・中田明成

5000本の漫才台本を書いた作家、中田明成のウェブサイトです。

書き起こし

コメディNo.1「初恋の人に会いたい」

前田:奈良県の五条市へ参りました坂田:五条と言えば、若い頃を思い出しますねえま:若い頃、五条に住んでたんか?さ:五条やないけど、”ゴジョウ”に近いとこに住んでましてねま:五条に近いとこ言うと?さ:四畳半のアパートに住んでましてねま:どこが近…

コメディNo.1「こんな名前はいかがです」

前田:滋賀県の豊郷町へ参りました坂田:いい町ですねま:町もええけど、豊郷という町の名前もよろしいねさ:ほんまやね、豊郷の豊は、ゆかたと書きまんねんま:ゆかたと違ごて、ゆたかや!さ:郷はごうと書きまんねんま:郷ひろみのごうですわさ:なんやと…

コメディNo.1「見かけによらない仕事」

前田:将棋の羽生名人て若いのにすごいでんな、七冠ですよ 坂田:えらい話題になってまんな ま:羽生てそらすごい頭してるのやろと思うけど、頭は羽生より坂田の方が上でっせ さ:……嬉しいこと言うてくれるがな ま:羽生は七冠の頭やけど、坂田の頭はその上…

おかけんた・ゆうた「これはお買い得」

けんた:我々は今年で、芸能生活〇年になりまして ゆうた:早いもんやねぇ け:そやけど、私ら二人共、人から芸能人やからどうのこうのと、特別扱いされるのが嫌な方でね ゆ:嫌やね、今日もNHKの玄関前で、私、おばちゃん連中に特別扱いされまして け:ホー…

コメディNo.1「コメワンの人生教室」

前田:いらっしゃいませ、コメディNo.1の前田五郎です 坂田:ジャニーズ少年隊の坂田利夫です ま:君のどこが少年隊や!こんなデボチンの禿げた少年隊おるんか。このデボチンは少年隊と違ごて発光体やないか さ:ほっとけ! ま:しかし、そういうしょうもな…

しましまんず「世の中臨機応変に」

池山:しましまんずと申しまして、まだ若手ですが、最近は難波の劇場にも出してもろてまして 藤井:昨日なんか、その劇場でお客さんが大爆笑ですよ……大助・花子さんが出はった時 い:……我々が大爆笑とらないかんねん! ふ:でも、ベテランの漫才の方と我々と…

コメディNo.1「食べ物にうるさい男」

坂田:この前君とこの近所の公園のそばを歩いてて感激したね 前田:何を感激したん? さ:7、8人の子供がブランコの取り合いをしてるわけや ま:ブランコの取り合い さ:ところが一人の子だけが「君たち駄目だよ、ちゃんと順番に並ぼうよ」や ま:ホー、立…

コメディNo.1「ファンサービスが一番」

前田:コメディNo.1です 坂田:皆さん。私ら芸能人いうのは、いろいろと気苦労が多いんですよ ま:気苦労と言いますと? さ:道歩いている時なんかでも、普段は声をかけて頂くのは嬉しいんですが、たまにはそっとしていて欲しい時もありまんねん ま:考え事…

コメディNo.1「OH!バイオテクノロジー」

坂田:しかし、今の世の中は、人間関係が寂しいでんな 前田:と言いますと? さ:大阪からここへ来る時のことですが、新幹線のホームのベンチで、昼間から酒飲んで男が寝てますねん ま:この季節にベンチで寝たら、風邪ひいてしまうがな さ:ところが、誰一…

正司敏江・玲児「子供・今と昔」

玲児:淡路島の津名町へ参りました 敏江:私は島が大好きでしてね れ:というのは、敏江ちゃんは淡路島の近くの小豆島の生まれなんです と:そやから、子供の頃は小豆島から淡路島まで、よう泳いで遊びに来ました れ:泳げるかい!近くや言うても、淡路島と…

歌メリ・マリ「食べたい痩せたい女心」

マリ:いらっしゃいませ、漫才界の美食家、歌マリです メリ:そして私が マ:歩く生ゴミ入れ歌メリです メ:生ゴミ入れて! マ:とにかく無茶苦茶食べますからね、この人の一回の食事が、バナナ10キロにジャガイモ20キロ メ:私はゾウか!言うとくけど、…

今いくよ・くるよ「影響されやすい人々」

いくよ:いらっしゃいませ、いくよくるよです くるよ:どうもどうも(元気よく)皆さん聞いて下さい。私、今悩んでるんです。それもものすごく悩んでるんです い:くるよちゃんが悩んでるて? く:(一層元気に)悩んでる悩んでる、悩んでまっせ!! い:……悩ん…

今いくよ・くるよ「女は変わるのよ」

いくよ:淡路島の洲本市へ参りました くるよ:私、この淡路島へは、高校時代によく来たんですよ い:なんで高校時代に? く:と言うのは、私、その当時、渡哲也さんとお付き合いしてたんです い:はぁ? く:哲也さんの実家が淡路島にあったもんですから、よ…

今いくよ・くるよ「初恋の人に逢いたい」

いくよ:あけましておめでとうございます くるよ:私、さっき初詣に行ってきたんですけど、うれしいことがありましてね い:わかってるわかってる。おみくじでええのが出た言うんやろ。くるよちゃんが百年参りに行く神社のおみくじちょっと変わってましてね …

酒井くにお・とおる「上手な夫婦喧嘩の秘訣」

とおる:川崎市の〇〇へやって参りましたくにお:がんばろうね、とおるちゃん!と:がんばって漫才をやらせていただきますく:ファイトよ、とおるちゃん!と:……お客さんの笑いが、我々の生き甲斐なんですよく:いいこと言うわね、とおるちゃん!と:……誰か…

横山たかし・ひろし「お坊ちゃまは人類を救う」

たかし:大金持ちのお坊ちゃまじゃ、皆笑えよ、スマンノー ひろし:佐用町へやって参りました た:この佐用町は、お坊ちゃまの第2のふるさとなんじゃ ひ:第2のふるさと?佐用が? た:さようじゃ ひ:……ほな聞くけど、この佐用と君とはどういうつながりが…

チャンバラトリオ「ムコ殿無情」

(突き飛ばされるような形で、伊吹上手より登場、続いて山根登場) 伊吹:お助け下さい、お助け下さい! 山根:ならぬ、お前を斬るのだ(刀を抜く) 伊吹:どうか、命だけは…… 山根:うるさい!わしは人を斬るのが、メシより好きな男じゃ 伊吹:メシより? …

Wヤング「お笑い弁当物語」

平川:最近は金の値打ちが無くなったね 中田:ほんまやね ひ:まァ考えてみてください、今の世の中千円札一枚で何が買えます な:大したもん買えませんで ひ:この前、家の窓ガラス割ったんやけど、窓ガラス一枚、千円で買えませんで な:この前、ワイシャツ…

夢路いとし・喜味こいし「誉め誉め作戦」

いとし:岐阜県の高富町へやって参りまして、いい所ですね こいし:…… い:落ち着いたいい町やと思いませんか……どないしたん? こ:今日は私、あまり喋らんとこ思てますねん い:なんで? こ:実は今日、大阪からここ来る列車に、女子大生のグループが乗って…

夢路いとし・喜味こいし「あなたやめられますか」

いとし:私、最近の大学生を見てると腹が立ってしょうがないね こいし:どうして? い:電車の中とかバスの中で漫画を読んでる大学生、この頃多いでしょう こ:多いねえ、漫画しか読まん大学生もいる言うがな い:私が大学行ってた頃なんか考えられんことや…

夢路いとし・喜味こいし「板バサミはつらいよ」

いとし:今日大阪からここへ来る途中の列車の中で、喧嘩を見ましてね こいし:列車の中で喧嘩と い:どちらも白い服、白いシャツ、白い靴を履いた、恐そうなお兄さんや こ:白い服、白いシャツ、白い靴て、なんやカモメの水夫さんみたいなお兄さんやな い:…

夢路いとし・喜味こいし「昔に戻ろう」

いとし:私、なんぼ年とっても、絶対にこの言葉だけは口にせんとこ思てる言葉が二つありましてね こいし:ホー、その二つの言葉とは? い:「このごろの若い者は」と「わしももう年やから」の二つ こ:守れるか? い:「このごろの若い者は」とか「わしもも…

横山やすし・西川きよし「僕らと流行」

きよし:私この前、我々がコンビを組んだ頃の漫才のテープ聞きましてねやすし:15年前のテープやなき:私の喋り方、無茶苦茶早かったなぁや:確かに、昔の君の喋りは早かったき:私に比べると、その頃から君は、漫才に迫力があったし、テンポもそれに間も…

横山やすし・西川きよし「男が命をかける時」

きよし:さっき表で、どこかのお年寄りと君、えらいモメてたやないか やすし:そらモメるがな き:なんでや? や:顔見知りでもないのに「コラーッ!やすし!」なんて呼ばれたら、誰かて怒るやろ き:「コラーッ!やすし!」てかい や:私がなんぼ芸人でも、…

夢路いとし・喜味こいし「推理は楽し」

いとし:我々が舞台に出る前には、お客さんいろんなこと思てるやろね こいし:何をお客さん思てるいうの? い:「いとしこいっさん、今日はどんな衣装で出てくるんやろ?」とか こ:それは無いやろ、我々は奇抜な衣装で売ってる訳やなし い:「今日はどんな…

横山やすし・西川きよし「人の姿が変わる時」

きよし:私、正月が来るたびに「あー人間に生まれてよかったなァ」とつくづく思うね やすし:どうして? き:人間に生まれたからこそ、正月にはええ着物が切れ、きれいな格好が出来るねや や:正月だけええ着物着れてもしょうがないがな、ミンクいう動物みて…

夢路いとし・喜味こいし「現代お巡りさん事情」

いとし:毎日の新聞を読んでいて思うんやけど、相変わらず犯罪というのは絶えませんね こいし:ほんまやね い:特に、都会に犯罪が多いね こ:それも大都会に多いがな い:余り無人島で殺人事件が起きたなんて聞いたこと無いでしょ こ:起こるわけないやろ!…

横山やすし・西川きよし「海外旅行を10倍楽しむ方法」

きよし:最近は正月の迎え方も、昔とはずいぶん変わってきましたね やすし:変わりましたね き:おせち料理作るの面倒やから、温泉のホテルでゆっくり正月を祝うのも増えてます や:そうかと思うと、海外で正月を祝う人も多いがな き:それそれ、私のある友…

はな寛太・いま寛大「我家の証人喚問」

寛太(T):奈良県の山添村へ参りました 寛大(D):山添村の皆さん、私がこうして皆さんの前で漫才が出来るのも、何かの運が有ればこそです T:運て、どういう運や? D:……ウンやなかった。アン……イン……ウン……エン。縁があればこそです T:……確かに縁…

夢路いとし・喜味こいし「花嫁の父」

こいし:君とこの娘、今度結婚するそうやないか いとし:ええ、来年早々に式を挙げますよ こ:そうか、あの子がもう結婚する年になったか い:もう22才になりましたからね こ:ついこの間まで、誰かお客さんが来ると、(左手を口にくわえ、右手を差し出し…